薄毛の歴史

最近、食生活の乱れからか、薄毛、抜け毛に悩む方々が増加しているとのことです。 以前は、薄毛、抜け毛といえば、男性の主流の悩みだったのですが、 昨今は、男性よりも女性で悩む方が増え、その悩みは、深刻なものとなっております。 その悩みが原因で、ストレス、体調不良を起こし、ウツになる方も、 多くなっているとのことです。

昔のヘアケア

江戸時代、いえ、もっと古い平安の時代から、髪は、女性の命とも言われておりました。 昔むかし、清少納言や紫式部が活躍した時代には、 ふさふさとして、豊かな髪、まっすぐで長いツヤのある髪を持つ女性だけが、 美人と称されました。 赤みがかった髪、縮毛の髪は、不美人とされていたそうです。 その髪の長さは、2メートルをも越えた長さで、洗髪するだけでも、 1日かかる大仕事だったのですね。 しかも、洗髪する日は、占いによって決められていたので、髪の汚れに関係なく、 1ヶ月間、一度も洗えないなんて日もあったようです。 今の生活事情では、考えられないことですね。 この時代のヘアケアは、綿に丁子の油を含ませ、髪に付けたり、 米のとぎ汁を櫛に付けて、髪をすくことだったようです。 毎日洗髪できないので、その髪の臭気を消すために、お香をたき、眠るときには香まくらと呼ばれる、白檀などの香をたきこめた香炉を、箱型まくらに入れて、 髪に香りをしみ込めながら、睡眠を取ったようです。

平安時代にも抜け毛や薄毛の悩み

これだけの努力をしても、長い髪が大切だったのです。 そんなに長い髪だと、毛根が弱り、薄毛、抜け毛に悩まなかったのだろうか・・・? 実は、平安時代にも、女性で薄毛、抜け毛に悩んだ方が、大勢おられました。 この時代にすでに、付け毛や「かもじ」と呼ばれる、現在で言うカツラなどの使用が 記述に残されていて、薄毛になった部分を隠していたのです。 いつの時代も、女性の悩みは、髪だったのです。 それから、昔の日本人男性は、女性同様化粧をするのが普通だったので、 薄毛、抜け毛に悩む男性は、付け毛や「かもじ」を利用していたのでしょうね。 この時代に、育毛シャンプーがあれば、かもじの発明は遅れていたかもしれません。